TOEIC700点~800点を取るための5つのこと
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TOEIC700点~800点を取るための5つのこと
TOEICのレベル
TOEICの試験結果の判定は、スコアに応じてレベル分けされているのはご存じでしょうか?コミュニケーション能力のレベル(Proficiency Scale)がA, B, C, D, Eの5段階で評価されます。TOEIC730~855点はこのBランクに値します。ETSのホームページによるとこのランクの評価は、
状況に応じた適切なコミュニケーション力を備えている。
通常会話は完全に理解でき、特定分野の話題に対応できる力を持ち業務上も大きな支障はない。
文法・構文上の誤りはあっても、意思疎通には問題ない。
概ね英検準1級レベル。
ということです。
要するに、TOEICで730点取るということは、ひとつ上のレベルに行くということです。730点に大きな壁を感じている人も多いと思います。何をしていいのか分からず、自分のやっている勉強が正しいのかどうかすらわからないですよね。そういう方多いのではないかと思います。私は少しでもそういう方の助けになれたらと思いこの記事を書いています。ここに書くことがすべてではありませんが、自分はこの方法で730点を超えたので、参考にしてみてください。
自分の弱点を知る。
700から800点を取るためには苦手分野があるとかなり難しくなってきます。できるだけ苦手分野で得点を失わないことが重要です。人によって苦手としている部分は違います。公式問題集を解いてみて、明らかに点数が低いところはないですか?
そこがあなたの弱点です。できるパートを伸ばすことより、苦手なパートをなくす方がはるかに簡単です。苦手なパートを克服しましょう。私はリーディングが弱かったので、以下の参考書を使いました。
TOEICの勉強に特化する。
700点前後の人は、周りの他の人よりも英語力は高いはず。英語を話す練習をしたいという人も多いかもしれません。ですが、英会話の勉強をしたところで数か月でTOEICの点数が上がることはないですし、単にTOEICの点数を上げたいのならば、TOEICのスコアをあげるための勉強に特化しましょう。そして目標点を取ってから英会話など次のステップに進むほうが良いです。英会話能力を伸ばしたいのなら別ですが、TOEICの点数を英会話で伸ばそうとしている人がいたら、すぐにTOEICの勉強法に切り替えましょう。
ひとつの単語帳を繰り返す。
自分の勉強法を曲げないことが大切です。いろいろ試したくなることもあるでしょうが、いろいろ手を出して消化できないのは良くないです。これは特に単語帳に言えます。私は以下の単語帳を5周以上して、単語を聞いたときの反射スピードを上げました。
庫の単語帳以外TOEICの単語帳は使っていません。1つの単語帳を繰り返すことが大切です。
時間配分を気にする。
時間配分を気にしましょう。私が時間内に解き終ることができたのは800点後半にのってからなので、このページを見ている人はおそらく時間が足らず最後塗りつぶしで終わっているのではないかと思います。要するに、まだ解き終れなくて当然です。600点台の人で解き終ったという人がたまにいますが、全部解いてその正答率では塗り絵と変わりありません。ただ、解き終れないなりに作戦を立てることは可能です。最近のTOEICではパート7の最後が難しいので、そこを飛ばしてみるのもいいと思います。TOEICではすべての問題の点数的な重みは同じなので、簡単なところから解くというのは鉄則です。
リスニングに慣れる。
公式問題集のリスニングパートを繰り返し使い音声に慣れましょう。当然ですが、形式を把握することはもちろんです。私が730点を超えたときの点数は765点で、このときリスニングパートの点数は400点でした。しかし、リスニングパートの聞き取りがどれくらいできていたかというと6~7割ほどです。残りはあやふやであるか、全く聞き取れていないわけです。ですが、この点数で考えると8割ほどは正解できているわけです。これは私に限ったことではないと思いますが、聞き取れない問題やあやふやな問題でも、勘でマークしてあたってしまうことが多いです。(もちろん今ではほとんど聞き取れています。)TOEIC的な勘や、おまかな流れをつかむことで正解できてしまうわけです。繰り返して学習することで問題のパターンがある程度わかったり、流れを知ることができるため公式問題集を繰り返し解くことは、スコアアップの一番の近道です。
この勘をつかむためにはまずは音声に慣れることが大切です。公式問題集を使用して、ディクテーション・シャドーウイング・音読などの訓練もいいと思います。
最後に
ここまで書いていなかったのですが、英語の能力やほかの勉強でも一番大事なのは
一度問題を解き学習をしたら必ず復習をする ことです
すごく当たり前のことですが、得点を挙げている人は必ずと言っていいほど
復習を行いできなかったところをできるようにします。
復習をしないでどんどん先に進むのはかなり時間効率を無駄にしてしまうので、
焦らずにしっかり復習はしてください。
以上のことは私自身も行ってきたことです。もし勉強方法が気になったら真似てみてください。